6/30/2010

饒舌な百舌の舌先

もしも君がガソリンスタンドの釣銭受け取り口で

500円玉を偶然拾ったなら、

そのまま本屋に行って、「求愛瞳孔反射」を買ってほしい

そして僕とお喋りしよう。


the pillowsに惹かれて、
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』を観て
うきうきと充たされた心でヴィレッジヴァンガードに足を伸ばしたら
なんと、欲しかった本があるではないか!
(あの店の本のチョイスはなんでいつもあんなに素晴らしいんだ)
ということで


TH叢書No.42(ドールホリック)     求愛瞳孔反射


を購入。


求愛瞳孔反射は本当によい買い物でした。
言葉にはできませんが、炭酸の海を泳いでいるみたいで、美味しかったです。
恋に落ちたかと思いました。びっくりしました。大丈夫です。


TH叢書の方は、一目惚れに近い。
どこからが人間でどこまでが人間か、というテーマは近未来SFにありがちですが、それだけ、多くの人が興味を持つテーマなんでしょう。
人間と人形の間のエロスだとか、ジェミノイドだとか、ラブドールだとかに言及しててとても面白い。


昔からそういうものに惹かれていました。
人間の境界線というか。


哲学はちょっと置いておいて
アンドロイドを人型にする意味だとか
そういうものを、ピュグマリオニズムから、アートの観点から見るのがこの雑誌。
そして行き着くというか原点には「未来のイヴ」。確かにイヴだな。
まぁアンドロイドの語源だし、当たり前ではあるんですが。


しかし、そう考えていくと「ドジっ娘ロボ」と「機械のような(無表情な)娘」っていう萌えカテゴリはなかなか面白い。ある意味、人間らしさの追求っていうのはそういう「バグ」にあるのかもしれないな、と思ってみたり。



人形愛序説と併せて、じっくり読みたい。
思考が言葉になるまで。

6/23/2010

曝らばう 霊/さらば 憂い




長らく続いていた雨が止んで、灰色の空がほんの少し朱色に染まっていた。

アジカンの新アルバム借りにいかなきゃ。
PCを修理にださなきゃ。
ドライヤー買わなきゃ。
ホラーかラブストーリィの小説が読みたい。
そうだ、「ショーシャンクの空に」も未だ観ていない。
コマンドーも観ないと。
お菓子を作る約束をしたんだっけ。
あぁうん、チョコレート美味しいな。
どこか早く無糖コーヒー紙パック500mlを出してくれないだろうか。

例えば、世界中に呼びかけて、今から色んな所で「うっわ空飛ぶ車ってやっぱ乗り心地いいな!」みたいな内容の日記だとか記録を作って遺しておけば、500年後くらいに見た研究者は「2011年に空飛ぶ車は発明されていた」とかいう間違った歴史解釈を行ってしまうんじゃないかな。

これって未来テロにならないかしらん



とか離散的な思考を燻らせながら、ぼんやりする。


そういえば、左のBooksブログパーツをクリックすると、「読書メーター」というサイトに飛びます。
読んだ本の感想だとか、読みたい本だとかを登録してあるので、興味を持ったら見てみて下さい。
興味なんて持たなくていいですけど。



6/19/2010

残念なドM

自分の駆が麻痺する感覚が好きだ

正座で痺れるのとか、血流が止まって、腕が自分の言う事を利かなくなる状態が好きだ。
辛い物も好きで、舌が痛くて感覚がなくなるくらい辛いものじゃないと満足できない。
徹夜明けや極度の空腹からくる倦怠な目眩や浮遊感、あの目の奥がぐらぐらする感じが好きだ。

なんとも残念なドMだと、思う。

痛いのは嫌いなんだけども。
頭おかしいんじゃないかな、とちょっと思う。

お腹すいた。
最近、「美味しい」と思えるものを食べていない。
コンビニのおにぎりやパンが全て同じ(ような)味に思える。勿論パンとおにぎりは違うけど、シーチキンも梅も同じ味がする。舌に記憶が残らない味とでも言うのだろうか。

手作りご飯が食べたい。
彼女の手作りご飯が食べたい。彼女いないけど。いても困るけど。


今年も半分ほど過ぎましたが、残り半分は
 異国の磯の香り
とかいった言葉の「間違ってない違和感」とかそういう感覚を
大事にしていきたいと思います。


最近来客が多い。お菓子とマンガと小説と快適なクッションがある所為だ。
…今日は大学で勉強するか…。


6/11/2010

お兄ちゃんはcloverの事を一酸化塩素バージョンだと思ってたんだ

「なぁにお兄ちゃん」
「なんで花嫁が花束を持ってるか知ってるかい」
「ううん、知らない」
「花ってのは英語でいうとFlowerだろう」
「Flowerだね」
「よく見てみろ、loveという字が隠れている」
「えぇないよぅ」
「wをvvに分けてごらん」
「あっ本当だ。でもlovveになる気がするけど」
「それはね、vをハートに見立ててより多くの愛をって事なんだ。」
「うわぁ凄いや!お兄ちゃん、物知りだね!」
「花束には愛が詰まってるんだ」
「うわぁ流石お兄ちゃん、結婚式場で働いてるだけあるね!」
「でもその花束を…花嫁はいつも最後に投げるんだ…」
「…お兄ちゃん…」
「投げるんだ…」
「愛の投擲だね…」
「投げるんだ…」
「愛なのに…」
「投げるんだ…」
「お兄ちゃん…」
「あとさっきの話は嘘だ…」

6/03/2010

味覚的な意味でも苦い思い出のあるお兄ちゃん

「お兄ちゃん、あのね」
「青酸カリは嫌!青酸カリは嫌!」
「お兄ちゃんにお願いがあるの」
「青酸カリは嫌!青酸カリは嫌!」
「あのね、私ね」
「青酸カリは嫌!青酸カリは嫌!」
「こんどのお休み、お兄ちゃんと、お泊りでお出かけしたいなぁなんて」
「青酸カリは嫌!青酸カリは嫌!」
「だめか「青酸カリは嫌!青酸カリは嫌!」