8/31/2010

あざみちゃん



金沢大学 MS包括ライセンスの広報大使、というかほとんどマスコットキャラクターになっている
あざみちゃん。

表情とか意外と8パターンくらいあるんだよね。公式で。

しかもTwitter(非公式)もやっているという。無駄な所に力を入れているよね、金沢大学は。

8/29/2010

文字渦の海




わかるかなぁ、と彼女は言った。
なんかもうね、あぁ君はこういう人なんだなぁって分かっちゃったんだよね、と言った。

申し訳なさそうに、言っていた。
ローテーブルを挟んで、もう終わりにしようって呟いた彼女。
わかったよ、と僕が言ってから、彼女は楽しかった思い出を語りだした。貰ったピアス、捨てないね、と笑っていた。
あ、今彼女は清算しているんだな、とぼんやり僕はそれを聞いていた。

もしかしてこれはもっと、抵抗した方がドラマチックだったのかしらん。

楽しかったね、と言われても僕らの関係はほんの2,3分前に終わっているのだし、
ピアスを捨てるかどうかなんて僕は聞きたくなかったし、
僕も僕が悲しみにくれる姿なんて見せたくないんだけど。
だってほら、そろそろ夏が終わるからね。

そんな僕にはお構いなしで彼女の清算は続く。
水族館に行ったでしょう、と彼女が語り始めた。
5月に水族館に行ったでしょう、イルカは見なかったけど。

うん、と僕は頷いた。イルカショー見ませんでしたね。

あの時、クラゲコーナーでね、私がクラゲを見ていたとき、君はブラックライトに照らされた白い服の発光具合について喋ってたんだよ。
その時にね、分かったんだよね。
この人は私がクラゲを見ているときに、そんな事より、白い服が光ってる方が気になっちゃうんだって。分かんないと思う。でもね、私はクラゲを見ていたかったし、クラゲの良さを一緒に味わいたかったの。でも君は水族館に行って、魚を見て、そのほかはブラックライトを見る人なんだなって。
分かってる、多分そんなことはないって言うと思う。
だけど私はそう思っちゃって、あぁ君はこういう人なんだなぁって。

ごめんね、と僕は言ってみた。良く分からなかったけど。
彼女もごめんね、と言っていた。良く分からなかったけど。

もし僕があの時ブラックライトじゃなくて、クラゲを見て、その極彩色に見とれていたら何か変わったかな。
とは言わなかった。

いろいろあったね、とピアスを捨てないらしい僕の元彼女が締めくくったので、僕はありがとうと言って、潔く(なるように)彼女の家を出た。

月明かりに照らされて、夜風の涼しさに少しばかりの哀愁を感じながら歩いていた。

僕がクラゲだったら良かったんじゃないだろうか。

ふとそんな事を考えた。
ブラックライトそっちのけで彼女にじっと見つめられて、僕はふわふわずっと水の中を漂っているだけで良いの。
ふわふわふわふわ
それだけで愛してもらえるんじゃないのかしらん。

クラゲだったら。

ふと足を止めてみる。りりりりりりりと虫の音が聞こえる。

でもやっぱり残念ながら僕はクラゲじゃないし、1時間前から僕は恋人のいない26歳だし、現在失恋中の男なんだろう。

歩きながら、そうか、僕は振られたんだな、と思い出して 少し、悲しんでみた。

しばらくブラックライトには近づけそうもない。

8/27/2010

The Catcher in the Rye

ようやく、『ライ麦畑でつかまえて』を読み終わった

実に6年。
多分、読もうと思い始めたのは中学で、実際に手にしたのは高校の頃。
途中でやめて、大学でやっと読み終わった。

ナインストーリーズはとっくに読んでいたんだけども。

とても面白かった。
大人に反発を覚えながら、大人の振りをして背伸びする子供っていうのが非常に巧く書かれている。そういった矛盾を孕んでいるから、時折見える稚拙な行動がとても共感できる。

煙草や酒に安易に手を出して、「女の子ってのはわからないもんだなぁ」とか良いながら、その場の空気で愛してると言う。セックスってやつは、なんて達観した振りをしながら、実際考えている事は拙い。


誰しもが経験した/しているであろう「若さ(或いは幼さ)」を細やかになぞっている。


小説内の時間経過としては非常に短いのだけれど、その中で、ホールデンは日常のどうでも良いような事からイチイチ深く考えて、ぼうっとしながら衒学的なことを考えたりする。
なんでもない一日の「24時間」という時間が、その瞬間毎にはとても意味を持っているが、後から考えると何とも無為な時間だった。
良く考えれば、俺は一体何を喋って何を考えていたんだ?
ふと過ぎ去った時間を思い出して感じる虚脱感。

若さゆえの義侠心。幼い哲学。


「自分だけがこんなに考えているんじゃないか」という自分以外を見下して悲観するような、それでいて甘ったるい孤独感に溺れるナルシズムにこの小説はとても気持ちよく寄り添ってくる。

「自分だけじゃないんだ」という”唯一の”理解者を得た気持ちよさ。

本当に僕が感動するのはだね、全部読み終わったときに、それを書いた作者が親友で、電話をかけたいときにはいつでもかけられるようだったらいいな、と、そんな気持ちを起こさせるような本だ。
(白水Uブックス/3章,P32,L5-7)

まさに!多くの読者にとって、コールフィールド式に言えばこの本は「感動する」本なんだろうと思う。そういう意味でサリンジャーは天才だ。


そして更にこの、野崎 孝 氏訳の飄々とした文体がとても良い。
勿論この文体の所為で読みづらくて、高校の頃はやめてしまったのだけれど、読み終わる頃にはクセになっている。凄く良い。小説を味わうってこういう事。
図書館、BOOKOFFを歩き回って野崎訳を探した甲斐があった。


最後に
これは高校~大学の間に読んでおくべき小説だと思った。特に男性。「読んでおくべき」というのは、読め、という意味ではなく、どうせいつか読もうと思っているならば、この時期にすべきという意味。
この感覚が一番楽しめるのは学生の間だと思う。

本というのは読む時期がある。
食べ物と一緒で旬というものがある。この時期に読むと一番良く味わえるという時期がある。
それは明朝だったり、中学の頃だったり、時間のサイズは様々だけれども
ただ、残念ながらそういうのは読み終わってからしか気付けない。

十二国記をもっと幼い頃にわくわくしながら読みたかった。
星の王子さまは子供の頃と、大人になってから二度読むとその大切さがよくわかった。
MAZEを深夜に読んだのはとても良かった。

折角なら、一番美味しいときに、舌が敏感になっているときに読んで欲しい。

余談だが、攻殻の「笑い男」については本書を読むと、その性格に非常に納得がいく。
あの思想の青さだとか、笑い男論争だとかはホールデンそのものだと思った。

良かった。とても良かったよ。


8/22/2010

河城にとり





背景をなんとかしないと、だな。
ちなみに線画もPixiaでやったけど、消しゴムとペンだけで意外と筆っぽくできるなと思いました。

8/20/2010

スケアクロウ・フライ

「夏の終わり」だとか「君の知らない物語」だとかスピッツだとか聞きながら、あれでもわざわざそんなしんみり寂しい空気作らなくても良くね
と思ってマッタリjazz系の曲を聴いている夜です

こんばんは

コミケに言ってから東方が好きになって、(とりあえず)東方ボーカル曲に目覚めました。
喰わず嫌いは良くないですねー



こういうデザインちっくでポップな絵が描ける様になりたいな。

年を重ねて、人と出逢っていく度に好きな物が増えて困ります。

最近、銀魂を読み始めたのですが、主人公格3人がまさに高校時代の自分と友人達っぽくて、漫画としてもとても面白かったんですけれど、ついでによく解からんホッコリ気分も貰いました。
未だ嘗てあの二人を超えるツッコミとボケに出会っていません。

銀魂面白いよ、おすすめだよ。
ギャグとシリアスの配分がすごく巧い。浦安とか稲中バリの下ネタは苦手なんですが、銀魂はそういう意味でもとても読みやすい。文字が多いのが時々面倒に思えてくるけどw

あと鋼の錬金術師の最新刊も読んだ。
相変わらずハイクオリティの面白さでした。
あの漫画の登場人物たちの意志の強さは本当に痺れる。

色々あって気付いた事。
結局何があってもお腹は空くし、眠くなるし、そうやって食べること、眠ることを繰り返していく内に心のデフラグが行われていて、やっぱり生きる事に直結する事は強いな、ということです。

これはフルーツバスケットの作者(高屋奈月)さんが言っていた事なんですが


  「とにかく、なんでもいいから、
部屋の電気つけるみたいにパッと前も後ろも気にせず泣くか、
泣いてくれないか、という時があって、
そのアトは元気にゴハン食べたりそういうのが、好きだ。」


まぁ多分、そういう感じなんだと思います
コミケ行って、一日クタクタになるまで遊び倒して帰ってきてからの方が、グダグダ無理矢理勉強するよりもずっと捗るもんだな、とも思いました。メリハリって奴ですね。

あと最近、目の奥がくらくらしたり、耳鳴りがしたりするんですけど、これってあの、侵略じゃないですかね。この辺そのうち第9地区とかになるんじゃないですかね。
わくわくします
そしたら僕、グリードみたいに融合して第三の存在になって統べるー。
ん、受験生に統べるとか言っちゃいけないよね。
魂はクリエイターでいたいけれど、現実の職業はそうもいかんなと思っていたところ、「国会(議員)って法律創ってんじゃん!?」という驚きの天啓が来ましたけど
裏表使い分けるとか下手なんで、いいぜてめぇが何でも思い通りになる(以下略

あ、げんきです。

8/15/2010

C78レポート【前編】 8/14

行ってきました、コミックマーケット78!

8月14日、『龍のハコニハ』というサークルで参加してきました。
東方イラスト本に”雛鳥 鶯”という名前で2枚ほど原稿を出してて、「私もコミケいってみよ…っかなー」「おいでよ!」という完全にノリで行ってきましたが、とても楽しかったです。

基本的に同人誌はあまり読まないし、特に欲しいものもなかったので記録係として会場内を撮影しまくっていました。

ではそのレポートをば。
読みやすいように、投稿時間を弄って、前編→後編と表示されるようにしてあります。後編はそのまま下にスクロールしていけば見れます。
レポートは基本的に時系列で並べております!


朝7時、ビッグサイト到着!

ゆりかもめで行ったんですが、ゆりかもめの一番前に乗れて、かつ遠回りのコースで行った為、お台場をぐるぐる見れましたヽ(・∀・)ノ

本当はゆりかもめでも写真撮りたかったんですけど…子供とかがはしゃいでて…さすがに恥ずかしくて撮れなかったです。

サークル参加と一般参加の入り口は別れているみたいで、この場所はそこそこの人の集まりでした。





んで 裏口切符!
フフフフフ!

黒い線のところはサークルリーダーの本名が描いてあります。
これ欲しかったんですけど、入り口で回収されちゃうんですよ…

えへえへへ。
これで我々は7時半くらいにビッグサイトに入ってやりました!

会場のファミマの客さばきが凄かったです。




中です。 
人居ないですねー。この時点ではスタッフかサークル参加者だけなので、悠々移動してました。

ちなみに、ここが、開場すると


7;30


↓↓ 
↓↓




11;30

こうなります。 
同じフロア(下)です。

ヒエェエ

これはエスカレータから撮ったもの。










で、これが東ホール内。7;30
吃驚するぐらい、閑散としてます。
サークル参加の人もまだ来ていない所が多いようです。

ここで写真パシャパシャしてたらスタッフの人に「俯瞰写真は良いですけど、フラッシュ焚かないで下さいね。スタッフが何事かと思って来ちゃいますから」と注意されてしまいました。

なので、俯瞰写真でも個人の顔が見えそうなものにはなるべくフィルタかけてます。私の写真の腕が壊滅的なわけじゃないです よ!



我らがサークル場所!
東 ヒ12b 
まわりも東方ばっかです。その中の魔理沙島に放り込まれたようでした。

スペースが、会議の長机の半分しかないので、パイプイスを横に二つ置くと中は物凄く狭い。

だから、ノボリだとか棚だとかを使っているサークルさんが多いです。
「狭い土地に物を沢山置こうとすると縦に伸びる…ビルと同じだね…」とドラウィダ氏が呟いてました。



8;30 セッティング完了!

売る物をサンプルとして一部スタッフに提出しなきゃいけないらしいんですが、当初の予定になかったポストカードを「出さなきゃだめですかね」と聞いたら「んー…50枚くらいですか…結構ですよ、一枚でも多く配ってください」と言ってくれました。

スタッフの中でもコスプレしている人がいて、存在感アピールしまくってましたw
基本、良い人ばかりです。

それから隣のサークルさんたちにも挨拶。
右隣のサークルが大手(?)のとこだったらしく、色んなサークルが自分の所の本を持って挨拶に来ていました。それに一つずつ丁寧に対応して、自分の新刊を渡して…の繰り返し。そこのサークルというよりは絵描きのサークルリーダーさんが顔の広い人らしく、開場してからも「私最近Pixivでマイピクになった○○です…」って感じで挨拶がてら新刊を買っていくお客さんも居ました。
多分、ネット上やこういったイベントでしか繋がっていない人達なんでしょうけど、部活の試合での学校間よりもずっとずっと充実というか信頼関係にあるな、と思いました。
お互いに本をやりとりして、名前もペンネームで呼び合って、会話もタメ口じゃないんですけど、凄く楽しそう。
ちなみにその隣のサークルは、私達も挨拶に、と一人一部ずつくれました。こうやって人の繋がりが出来ていくんだな、と実感。


そこのサークルリーダさんが「コミケに客も売り手も居ない」と言ってました。
曰く「全員が参加者だ」と。

まさにその通りで、コミケの同人誌ってもっと高いものかと思いきや、1冊100や300円の所が多い。あまり「儲けよう」と思って参加しているサークルは居ないらしいんですね。
Kitakita氏も「アレは多分、原価割れに近いんじゃないかなぁ」と言っていました。私達も180円で作ったものを100円で売るという…まるで商売にはなってない物の売り方をしていましたしw
それに、「オマケ」を置くところも多い。冊子を買うとバッチや栞やポストカードを「無料で持って行ってください」という所が多く、宣伝効果も見込んでいるんでしょうけど、買う側からみると「お徳」と思うようなサービスをしている所ばかり。
それでも有名なサークルになると「儲かる」らしいですから、おそらくそういうのは固定ファンが多いのでしょう。壁サークルなんかは本当に凄いらしいですから…


まず、純粋に「見たい」「見せたい」の需要と供給があって、そのバランスが段々お互いの利益と共に比例していく。1000円払っても見たい、と思わせられるようになったときに、サークル側にも利潤が出てくる。
物凄く根源的な経済を見た気がします。
そういう意味でも、コミケという場所って凄いなと思いました。

______

さて、後編は開場後の私の散策記録です!
つづく!

C78レポート【後編】 8/14

コミケ行ってきました、後編。コミケ開場後のレポートです
読みやすいように、後編の投稿時間を前編の前にしていますが、実際のレポートは時系列です。
人人人人!

コミケ開場の5分前、外で獣みたいな声がしていました。多分スタッフです。注意を呼びかける時に拡声器とか使わないの…地声ですよ…凄い。

コミケ開場、のアナウンスが流れると皆拍手します。これは凄くわくわくしたw

始まると列を成して、ホールの中にゆっくりと人の群れが入ってきます。
シャッターを下ろして、入り口制限してスタッフが巧く人を捌いているんですが、中から見るとゾンビに侵攻されている気分。

開始1時間は皆目当てのサークルで買物する時間らしく、私は大人しく売り子をしていました。隣のサークルの人とずっと喋ってたw

おちついた12時頃、散策開始。
東から西へ。
西は企業ブースとジャンプなんかの腐女子ホールがあるので女性が多かったような。
東から西への移動はねー…そんな辛くなかったんですよ。大きな駅の混雑具合よりちょっと凄いかなってくらいだった。





西ホールでの張り紙。
いたるところにこういった注意の張り紙がありますが、どれもイラスト付。

なんかこうやって描かれると、ちゃんとダメな気がしちゃうよね。これだけ多くの人が居るにも関わらず、スタッフに怒鳴られている人っていうのは見ませんでした。見なかっただけかもしれないけれど。

ちなみに
スタッフの名言ってやつは聞けませんでしたが、西のエスカレーターでは「ゆっくり」の声で「エスカレーターは、一段開けて、歩かずにのっていってねぇ~」と注意していました。


それから度々、一斉点検という危険物のチェックアナウンスが入るんですけど、そのたびに「探し物はなんですか~♪」って曲が流れるw(その部分だけ)
このセンスには脱帽です。
ホント、もう全員が楽しむために居る感じ。祭ですねー。


西側の2F 企業ブースのあるロビー。

こういう「オタク」っぽい感じを探しては「コミケだコミケだ!」と胸躍らせていました。

ちなみに子供連れだとか、小中高生もいて、迷子(4歳)のアナウンスがかかっていました。
携帯は通じないこともしばしばです。(すげ~ってドラウィダ氏とはしゃいでたw)
メールは送れます。

老若男女が入り混じってました。
男装・女装は当たり前、長髪の男性も多いので、性別ってものが本当に分からないw

これは一度、建物外に出て、上から撮ったもの。

ククク…人がゴミのようだ!
と言いたいところですが、上もゴミのようなのでゴミまみれです。

移動というよりは人波に流される感じです。
ちなみに会場では、ゆうぱっくがあったり、スクリーントーン、色紙、文具、コピックなど各メーカーの画材売り場が沢山ありました。

ATMは並んでましたよー





お待ちかね 企業ブース。
今回は私はここに来るくらいが目的だったので、ひとまず達成。

同人即売の東や西1,2ホールと比べて派手なこと!屋台みたいな感じで、それぞれのブースがありました。でっかいテレビとかで宣伝放映してる所もありました。

そして勿論エロゲ関連も多い!
美少女ばっかりでした(二次元)

ヒャア///と思うようなチラシを沢山貰いました。



「わざわざこんな気候の中、お買物にようこそ。…お前、笑ってしまうほどドMね?」

と、左の青いポスターで美少女が言ってます。
ここはドMの集まりです、ハイ。

ちなみにビックサイト周辺の自販機や、駅構内にもこういった企業のポスターがばんばんあります。たった3日間、侮れない祭です。

この辺りから体が汗と熱気でベタベタし出す。ぬるぬるするんですよ…
触れ合う人の肌とかも…




そして何より、西から東の移動が酷かった。
殆ど身動きできない。

ドロドロ移動するんですよ。
幸い、ほぼ手ぶらで、細身なので人の間を縫うようにして進めましたが、天井の低い連絡通路なんて、蒸れるわ群れるわ暑いわで、皆目がほとんど死んでる状態。流されるだけ。
大きい花火大会なんかの現地の込み具合に、室内、オタクという要素が加わって、目の濁ったゾンビが生き生きと活動してる感じでした。
カップルとかいねーよバカ、みたいな。

さすがにその写真は取れなかったです。


これはコスプレ会場。
本当はちゃんとコスプレイヤーさんの写真撮りたかったけど、チキンなので頼めませんでした!
なんかここはキラキラしてました。(空気が)

東方、ボーカロイドが多かったような。

ここは隣のサークルのお兄さんが「案内するよ」(ちょっと分かりにくい場所で一人で行けなかった)とか行って連れて来てくれたんですが、その後きっちりナンパされました。

そういう楽しみ方もありますよね。男って抜かり無ぇw。やんわりとお断りしましたが。

お片づけ。16;00

1部を残して全て持っていかれました。
ポストカードとか、自分の絵のものが持って行ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいw
中身を見てから、買ってもらえた時とか、やっぱり描いている以上、誰かに評価してもらったり、発表したりする場があるっていうのは嬉しいものだと思いました。

んでコミケ終了のアナウンスが流れると、またもや拍手。
一日おわったぁ!って感じがします。




その後、一度解散してからサークルメンバーで打ち上げへ。
なんか久々にビール超うっめぇえええええ!!!と思いました。
そのまま夜行バスで帰る予定だったので、控えめでしたけど。

コミケ、本当に楽しかったです。
誰もが参加しているっていう一体感だとか、自分の作品の発表の場としても、本当に良いものが味わえた。誘われなかったら、コミケなんて一生行かなかったでしょう。結局、一冊も同人誌は買わなかったんですが、色々と見えないものを沢山得た気がします。

もともと、このコミケに誘ってくれた人は、同じ大学でもなく、年に数回しか会わないような人だったけれど、色々と気があってメッセなんかでよく喋るようになって、「原稿描いてくれない?」となったわけですが。
まさか、こういう事を一緒にするようになるとは思ってもいませんでした。
多分、連絡を交換しなければ、人生におけるただの通行人だっただろうと思います。

機会があるから会うだけで、お互いにそういった「用事」が無ければ自然と忘れられていくような。

そういう意味ではネットって本当に偉大だなとは思います。
そして、やっぱりそういう「通行人」をただの通過点として見過ごしていくのは勿体ない。
今回誘ってもらえた事や、隣の大手サークルさんを見ていて本当に感じた。
やっぱり、人と付き合うことによって、得るものっていうのは自分の限界を超えていて、だからこそ、自分の幅を広くするものですね。
せっかく築けた絆があるなら、色んな人とずっと関係していきたいと思います。


kitakita氏、ドラヴィダ氏、けろっぐ(勇者)氏
コミックマーケット78 お疲れさまでした。そしてありがとう!
いつかまた、世辞ではなくこういうものに参加できたら、と思います。

以上、C78レポートでした!