憤懣はいま疾にかはり
わたくしはたよりなく騰って
河谷のそらに横はる
しかも
水素よりも軽いので
ひかってはてなく青く
雨に生れることのできないのは
何といふいらだゝしさだ
詩の朗読会とかしたい、とふと思った。
囈語(げいご)、というのはうわ言、寝言、という意味です。
初見の漢字や熟語でも、見た瞬間にぱっと読めるようになってきました。意味もだいたい分かります。勿論、文脈もありますし、どこかで見たのを忘れていて知識だけが無意識に沈んでいるだけかもしれませんが、言語の真髄を見たような気がしました。
英語も、もしかしたらこんな感じなのかもしれません。
さて、言語、賢治といえばエスペラント語ですが、
この間、少し調べていたら本当に美しい言語なのだなと思いました。
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Ami は「愛する」という意味です。接頭辞や接尾辞をいくつか覚えれば、簡単に新しい単語をつくることができます。
Amo | 愛 | (名詞は -oで終わる。) |
Amego | 情熱 | (-eg は「大・強」の意。) |
Amas | 愛している | (-as は「現」の意、すなわち現在形。) |
Ekamas | 恋に落ちる | (ek- は「始」の意、または瞬間の動作。) |
Ametas | 少し愛している、好き | (-et は「小・弱」の意。) |
Amegas | とても愛している、熱愛する | (-eg は「大・強」の意。) |
Malamas | 憎む | (mal- は「反」の意。) |
Malametas | 嫌い | (mal- は「反」、 -et は「小・弱」の意。) |
Mi amas vin. | 私はあなたを愛している。 |
1つの意味を持った言葉がツリー式に変化して言葉を作っていく。
エスペラント語を学ぶと他言語を学び易くなる、というのはこれが言葉が作られていく根本だからでしょうか。特に「愛しているの始まり」で「恋に落ちる」という言葉の作られ方に感動しました。
言葉フリークなのかもしれません(今更)
最近、暇な時は短歌を考えるようになりました。
バスの中で指折り空想している人がいたら私です。
タイトルの言葉は朝一で思いついて、自分で感動しました。
まほらミスティフィケーション、に合わせて「ひらがな+英語カタカナ」を考えていたら思いついた言葉ですが、ここ3ヶ月で一番の閃きだったと思います。(少しうきうき)
未来は真っ黒ですけど、2分先だけが少し明るくて楽しいので短めに生きていきたいです。
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